#6 想いは陽炎の如く
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ティアマトの脅威からポート・ブリーズ群島を救い、グラン達は新たなる島へと旅立つ。辿り着いた先は溶岩の河が流れ、その熱を利用した鉄鋼業が盛んなバルツ公国。そこでは彼らに仕事の依頼をしたいと、よろず屋のシェロカルテが待ち構えていた。シェロの紹介で出会った依頼主は、バルツ公国の特務官。つまり国の重要機密に関わる秘密諜報員であった。彼はグラン達にポート・ブリーズを救った騎空団と見込んで依頼があるという。依頼内容は、行方をくらましたバルツ公国の最高権力者・ザカ大公の捜索。団長となったグランの決意もあり、一行はその依頼を受けることに。早速調査を始めたグラン達だったが、背後には彼らを尾ける怪しい人影があった。