解説

画院から金を拝借しようと忍び入った童子芙は文景湛と遭遇する。文景湛は相変わらず童子芙を密偵だと思い込んでいるのだった。そんな中、有名な絵師を狙う誘拐団がお尋ね者となっていた。趙大師が狙われると考えた文景湛は誘拐団の１人になりすまし、趙大師と童子芙をさらう。配下の明洋を役所に送り、役人と共にあとを追わせ誘拐団を捕まえるという計画だった。そんな計画を知らない童子芙は必死に逃げ出そうと策を考える。